マドリッドで盗難・強盗の被害がよく報告されるのは以下の地域です。
|
スペイン広場周辺
スペイン広場からシベーレス広場までのグラン・ビア
カジャオ広場周辺
プエルタ・デル・ソル周辺(地下鉄ソル駅内部を含む)
マジョール広場周辺
平日のレティロ公園
アトチャ駅周辺(ソフィア美術館周辺を含む)
コロン広場(特に早朝または夕方以降)
王宮周辺
プラド通り(プラド美術館やティッセン美術館があります)
上記の各地下鉄駅 | |  |
| | 駅の中は比較的安全ですが スリや置き引きには注意が必要です。 |
以上は「観光客が多く行く観光スポット」(A)です。
 |
地下鉄セビージャ駅とその周辺
地下鉄サント・ドミンゴ駅とその周辺
地下鉄アントン・マルティン駅からティルソ・デ・モリナ駅とその周辺
地下鉄ラ・ラティナ駅とその周辺(日曜はラストロがあります)
地下鉄ラバピエス駅とその周辺(危険度大)
アトチャ通り(アトチャ駅からマジョール広場にかけて) |
地下鉄の車両への乗り降り時には要注意! スリが複数
で仕掛けてくることも。 | |
以上は「個人旅行者が迷って入っていきやすい地域」(B)です。
|
ラス・ベンタス闘牛場(特に闘牛の無いときにぶらぶら闘牛場を廻っていると裏側で狙われます)
サンティアゴ・ベルナベウ競技場(最近はサッカーのチケットを買いに来る日本人が狙われています。競技場正面の地下鉄出入口で被害が多数報告されています。)
地下鉄車内(地下鉄車内はスリで溢れています。ちょっと油断しているとすぐにやられます。) |
以上は「観光客のみならずスペイン在住の日本人も被害にあっているところ」(C)です。
「国鉄近郊線(セルカニアス)及び地下鉄」のピティス駅周辺
|
ここは「日本人はめったに行きませんがとても危ないところ」(D)です。
危ない時間帯としては
平日の午後2時から5時頃まで (昼食の時間帯で街から人が少なくなります)
夜10時以降
土日の早朝10時頃までと昼食時間帯及び夜10時以降 |  |
以下のような犯罪の手口が報告されています。
3,4人で後ろからいきなりやって来て首をしめ、気絶させてパスポートや金銭等を奪う。
車から声を掛け警察と偽ってパスポートの提示を求め、パスポートを出すとそのまま引っ手繰って逃走する。
地図または新聞を広げ、道を尋ねる振りをして地図の下で財布等を抜き取る。
地下鉄の中で近寄ってきてカバンやポケットから財布を抜き取る。混んでいる車両は要注意です。女の子のグループもいます。腕にジャケットやセーター、コートなどを持って近寄ってくる人が居たら、まずスリと思って間違いありません。セーターなどの陰でバッグなどから財布を見事に抜き取ります。
地下鉄の乗り降りの時にぶつかって来て本などを落とし、それに気がいっている間に相棒が財布をポケットやカバンから抜き取る。(地下鉄の車内ではドアのそばに立つのではなく、出来るだけ車内中央に移動し、できれば座るようにしてください。ドアのそばに立っているとカバンや持っているものをひったくられることがあります)。
夜や朝早い時間帯、昼間の2時から5時くらいの人通りが減る時間帯に地下鉄の出入り口の階段で後ろから首をしめる(上記のAの地域が多いですが、最近ではレアル・マドリッドのホーム、サンティアゴ・ベルナベウ競技場のスタジアム正面の地下鉄出入り口でも被害が多発しています。)
こう見るとマドリードのほとんどが危ないように見えますが実際には何の危険も感じずに帰る人も多くいます。反面、複数回被害にあっている日本人もいます。やはり個人でどれだけ気を付けているかが大事です。日本に居るのと同じ気持ちでいると危険です。絶えず廻りに目を配る、だらだらと歩かない、のんきに地図やガイドブックを開かない、高級カメラやカバンを絶対に持ち歩かない、通りで財布を出さない、危ないと言われている所では現金自動支払機を使わない、出来るだけ手ぶらで行く、話し掛けられても無視する(ちょっと残念ですが)などを心掛けている人はほとんど被害にあっていません。また、地下鉄車内で友達と話に夢中になっていて知らないうちに財布を抜き取られるケースは多いです。地下鉄やバスの車内では絶えず周りの人に注意しましょう。また、特に1人で地下鉄を利用する場合には出来るだけ席に座るように心掛けてください。立っているとスリに狙われる確率が高くなります。特に出入り口のドアのそばに立っていると一般客の乗り降りにまぎれてスリがものを抜き取っていく場合があります。また、降りる客に混ざってバッグなどをひったくって逃げていく若者がいますので注意してください。空いている席が無い場合には出来るだけ車両の中程で立つといいでしょう。その場合でも周りの人には十分に注意してください。
勿論、びくびく緊張しながら行くのではせっかくのマドリードも楽しめないのも事実です。マドリードは美しい町です。特に上記の(A)のマドリッドは建物も綺麗で雰囲気もよく、是非行って見たい所です。出かける場合には上記の注意事項を守り、最初のうちは出来るだけ廻るスポットを事前に決めて行くとよいでしょう。また、数人で行けば安全かというと、かえって目立って危険な場合もあります。個人で行くのでも複数で行くのでも絶えず気を抜かないことが大事です。日本人なら誰でも持っている“あのガイドブック”を街中で開いているとすぐに‘日本人’と断定されます。これは‘私は日本人ですよ、みなさん!’と言っているようなものです。街中で迷ってきたら近くのカフェやバルに入り、コーヒーやビールでも飲みながらゆっくりと今自分がいる場所をガイドブックや地図で確認しましょう。休憩も取れるし安全です。但し、一人の場合にはテーブルや椅子などには絶対に荷物を置いてトイレに行ってはいけません。
また日本人は何回か行って無事だと「なんだ、そんなに危なくないや」と思いがちですが、これが一番危険です。スペイン人さえも「マドリッドは危ない」と思っていて、マドリッドに出るときは注意しているようです。スペインではまだ拳銃を使っての強盗や引ったくりは少ないですがナイフで脅される被害は結構あります。この場合、抵抗すると顔を切られたりすることがありますので、運が悪いと諦めておとなしく金銭を差し出す方が利口です。こういう場合にも備えて現金は分散して持って行くことを勧めます。
トップページへ